Windows10を高速化する3つの方法
どうにもパソコンの動作がモッサリとしていたので軽くする方法を調べてみました。 こうした試みは徒労に終わる傾向が強いような印象があったのですが、珍しく満足するレベルで高速化できましたので備忘録を兼ねてまとめます。
割と釣りタイトルな気がしますので、詳しい情報を知りたい方は、記事中で参考・引用させて頂いたサイトをご覧ください。
簡単に検索した結果、パソコンを早くするには概ね次の2つに気をつければ良いようです(他にも有りますけど)。
- ハードディスクへのアクセスを減らす。
- CPUを最大限使う。
この2つを念頭において、色々試してみました。なお、ハードディスクの容量に関しては今回はノータッチです。今日日、システムが不安定になるほどハードディスクを使い切ることも珍しいと思いますので。
アプリのバックグラウンド実行を許可しない
バックグラウンドで色々なアプリが動いていると、それらがハードディスクにアクセスしたりCPUを使ったりで、動作が遅くなる、という理屈のようです。 というわけで、これを止めていきます。詳しい方法はこちらの参考記事をご覧ください。
設定方法を一応説明しますと、Windowsの設定を開き、「設定の検索」欄に「バックグラウンドでの実行を 許可するアプリを選んでください」と入力、エンターを押して飛んだ先の画面に、アプリのバックグラウンド実行を許可するというボタンがありますので、適宜オフにしていきます。 必要なアプリが何かを考えるのが面倒だったので、とりあえず全部オフにしてしまいました。今の所問題は起きていません。
体感ではちょっと軽くなったかなという位、それとノートパソコンのバッテリーの減りが若干遅くなりました。むしろこちらの方が嬉しい。
プロセッサ(CPU)の最小の状態を100%にする。
デフォルトの設定では省エネのために、使わないときにはCPUへの電力供給が抑えられているようです。これはこれで役に立ちますが、場合によっては処理が遅くなるため高速化のお題目の前には無用です。というわけで、CPUには常にフルパワーで待機しておいてもらうことにします。
詳しい方法はやはり上と同じこちらの方の参考記事をご覧ください。
分かりにくいことを承知の上で説明しますと設定項目は、「Windowsの設定」->「システム」ー>「電源とスリーブ」ー>「電源の追加設定」ー>「電源プランの選択またはカスタマイズ」ー>「プラン設定の変更」ー>「詳細な電源設定の変更」ー>「プロセッサの電源管理」ー>「最小のプロセッサの状態」にあります。 デフォルトでは5%になっていると思いますので、これよりも大きな値に変更します。私は100%にしました。
試した方法の中では一番効果がありました。どうやら、CPUが寝ぼけていたことがモッサリ感の主な原因だったようです。ファンの音が若干うるさくなりがちですが、サクサクになったので良しとします。
書き込みキャッシュバッファーのフラッシュをオフにする
この設定をしますと、停電等でパソコンへの電力供給が突然停止した際に、データの消失が起こりやすくなるようなので、ノートパソコンなどバッテリーで駆動できる装備がない場合、やらない方が無難なようです。
理屈はよく分かりませんでしたが、ハードディスクの書き込みが速くなるようなので一応設定します。
詳しい方法は例によって参考記事をご覧ください。
コルタナでデバイスマネージャーを検索・起動。ディスクドライバの項目にある、自分が使っているハードディスク名の所をダブルクリックします。その後出てきた設定画面のポリシーの欄にある「デバイスでWindowsによる書き込みキャッシュバッファーのフラッシュをオフ」にするにチェックを入れます。
少しだけ早くなったような気がします。正直微妙です。ただ、ハードディスクは何かとモタモタしやすいだろうということで設定したままにしています。
パソコンを軽くする方法は色々挙げられていますが、実際に効果があるものはそんなに無いような気がしています。人間の体感できないレベルの数字ではどれも有用なのかもしれませんけどね。レジストリのクリーニングとか、レジストリの掃除とか、レジストリの何やかんやとか
シンプルに3つだけにまとめましたので、同じような悩みを抱えた方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。